都大会といっても予選はこのコロナ禍でできず、抽選でたまたまうちのチームが引いて行けるようになったのだけども、それでも代表は代表なので恥ずかしくない試合をできれば、と思っていた。
先発は1年生ピッチャーで序盤何度かピンチがあったが、なんとか凌いでいいピッチングで0点で抑え、守備も点につながる大きなミスもなくしまった試合だった。まあ、相手もおそらく抽選で選ばれたであろうチームでメンバこそ多かったが守備もエラーが多く、逆にこちらはチャンスを何度も作るが1点しかとれない、という展開だった。
そんな中先発の女の子ピッチャーも6回となり、流石に疲れが出たのか一気に崩れその後の2番手の子もストライクが入らず押し出しや、内野のエラーなので10vs0というワンサイドゲームとなった。5回からは2年生ピッチャーにうちのチームも変わり(これがエース候補)危なげなく押さえ、最終回の6回となった。
ところがその回、なんと結果的には9点追い上げられる、という前代未聞の展開となった。
ピッチャーは元々制球には難があったが、それでもベンチはまあ大丈夫だろう、という気持ちで最後、ピシャッと押さえてこい、と送り出した。本人も最初のランナーをファーボールでだし次のランナーもファーボールの後、四番に置きに行ったストレートをライト戦を転がるあたりを打たれ、ノーアウトでいきなり3点。ただまだ7点差。
次のランナーをまたファーボールをだし、その後1アウトを取った後にショート後ろに落ちるぽてん、サードのエラー、2アウトを取る間にさらに2点を失い、その後またファーボールをだしピッチャ交代。この時点で5点差だが次にセンター前にぽてん、ライト、ファーボール、またセンターと打たれ、ランナー2、3塁で四番を迎えた時点で9点入っているという展開で最後はなんとかキャッチャーゴロでアウトで勝利。
野球は最後までわからない、というがやっている選手、ベンチのコーチもあれよあれよという間に得点が入っていき、本当に負ける直前まできた。こんなことあるんだなーという恐ろしさを知った。ピッチャーの精神的な部分、相手側の流れに乗った時の雰囲気、それに飲み込まれた守備人の消極的なプレー、ベンチのまだ大丈夫だろう、という采配などいろいろな要素が絡まってこうなったと思うと、改めて不確定要素の多いスポーツだと思った。
終わったあとはみんな疲れていたが、まあ次の試合もあるんだからよかった。やっぱり勝つことはいいことだし、やっぱり野球は楽しい!!!
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