■原子力の基礎
原子は中性子と陽子でできている。
原子の原子核に中性子をぶつけた時に原子核が分裂する。
その際に発生するエネルギーが原子力。
核分裂する際に中性子が2個から3個飛び出す。それが更に他の原子核
にぶつかって核分裂を繰り返す。この繰り返しを臨海という。
■ウランの種類
ウラン235 0.7%
ウラン238 それ以外
中性子の数が3つ違い、ウラン235は核分裂する。
■ウラン濃縮
ウラン鉱山⇒粉末⇒遠心分離機でウラン235を濃縮する。
ウラン235のほうがウラン238より中性子3つ分軽いのでそれ
によりウラン235を分離する
■高濃縮による用途の違い
3~5% 原子力発電
90% 原子爆弾
原子力発電では核分裂の際の中性子の量を制御棒でコントロールしている。
原子爆弾の場合は中性子を制御できないため、核分裂がいっきにおきる。
■放射線量について
単位:ミリシーベルト(mSv)
0.05 : 胸部X線[1回]
0.19 : ニューヨーク飛行機[1回]
6.9 : CTスキャン[1回]
50 : 原子力で働く人[年間]
500 : 白血球の一時的現象
7000 : 死亡
■そもそもベクレルとシーベルトって!?
出している放射線量 => ベクレル
人体が受ける影響 => シーベルト
■式 ベクレル⇒シーベルト
2.2 x 10の-5乗
■水1ℓに100ベクレル(Bq)の放射線量の場合
100 x 2.2x 10の-5乗
= 2.2 x 10の-3乗 Sv
= 2.2mSv
■年間自然放射被爆
2.4mSv= 2400mSv
■その他
・そもそも原子力発電所で原子爆発のようなことは起こりえない。
・原子力が海岸にあるのは、水蒸気発電の水を海水で冷やす必要があるため。
・セシウムにしてもヨウ素にしても体に入ってもずっととどまることはない。
セシウムも100日ぐらいで尿とかと一緒に体の外に出る。
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